つぶやきば@はてなブログ(跡地)

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「サカつく5」購入

昨日行きつけのゲーム屋に入ったら売っていたので買ったのはいいのですが、FC東京所属選手の所属選手を見て愕然。

  • GK 土肥 塩田
  • DF 茂庭 ジャーン 徳永 増嶋
  • MF 伊野波 今野 宮沢 梶山 栗澤 石川 鈴木規 ルーカス
  • FW 馬場 川口 ワシントン

2006年8月12日時点のデータなので平山がいないのは規定事項とはいえ酷い気がします。

2年目7月くらいまでプレイしましたが、雑感を述べると以下の通り。

  • プレイヤーの好きな時に補強できない(月初で固定)
  • 海外選手の情報が見られない
  • ユース枠は5(ユース選手加入はランダム)
  • 通算出場、通産ゴール数などの生涯記録削除
  • ポリシー、フォーメーションエディット廃止

試合シーンについては前作が「おおよそフットボールとは呼べない何か」だったのに対し、「かろうじてフットボールと呼べる」レベルまで改良されていますが、それはサカつくEUの経験者だからこそ持ちえる感想なわけで。「サカつく」シリーズをやったことのないフットボール大好き人間がこの試合画面を見たら鼻で笑うと思います。「カルチョビット」の方がよほどフットボールらしい。今作は「ライトユーザー重視」などと形容されますが、あの試合画面を見て「このゲーム面白そう」と思ってくれる人が一体どれだけいるのか疑問です。
ロード時間に関しても前作と比較するなら向上しています(壊れかけのPS2で作動していることが何よりの証拠)。しかしながら次世代機への過渡期に当たるこの時期に「ロード時間短縮」がアピールポイントになっている事そのものが問題なのです。そういう点が売りになるのは、PS2が出て間もない、開発環境が整わない時期の話ではないかと。「結果を見る」というコマンドが復活したことを「サクサク進みます」とアピールするのはいかがなものかと。
今回の教訓:「シリーズ化されている作品で「初心者向け」という単語が出てきたら末期症状」
最後に「コアユーザー」として今後の「サカつく」に期待することを少し。「Jリーグ」と冠するからにはきちんと実情に沿ったものを作ってください。A契約・B契約・C契約の概念を導入するとか、強い選手を育成するために留学(レンタル移籍)を必須としないとか。そもそもレンタル移籍というのは試合に出場する機会に恵まれない選手達を成長させるための制度なわけで、ディエゴ・マラドーナが世界最高のプレイヤーとなるためにはアフリカで2年間留学が必要だなんて、一体どこの世界の話ですか。そしてもう一つ。秘書廃止。