つぶやきば@はてなブログ(跡地)

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「サカつく5」オワタ

今日初めて知ったんですが「トップチームの登録枠が18人」ってどういうことですか。「スタメン+ベンチ枠の18名で試合を行う」という意味ではないですよ。「一つのチームがA契約を結べる選手数の上限が18名」ということです。ちなみに現実では25名です。じゃあ選手が怪我したらどうすんの?という問題に関しては「ユースから補充する」のだとか。「Jリーグのクラブチームを運営するシミュレーションゲーム」という看板が泣きますよ。その上「選手に場数を踏ます意味でのレンタル移籍」という概念が生まれたのが今年2月に発売された「サカつくEU」でした。個人的には現実に沿っていていい育成システムだと感じていたのですが、最新作ではそれが廃止されて「留学」コマンドが復活。ユース世代を留学させることが可能っていうなら分かりますが、A契約の選手が海外にサッカー留学ですよ。現実を見れば上に挙げた「レンタル移籍」はJリーグでも珍しいことではなくなりましたし、3部リーグから飛び級で1部リーグへ移籍する選手も出てきたくらいです。一体このゲームはどこの国のサッカーリーグをモデルにしているんですか、と。
もうSEGAじゃなくてもいいので「地域リーグからスタートし(レギュレーションは実際の地域リーグのものを使用)、クラブW杯制覇が真のエンディングとなる、Jリーグクラブ育成シミュレーションゲーム」って出ないものなのでしょうか。万単位での契約更改とか、1億以上の年俸を受け取る選手がリーグで数名しか出てこないとか、あの大ベテランが2部リーグでプレイするとか、スポンサーとの契約料が数万からスタートとか、Jリーグで圧倒的な強さを発揮しても「アウェイの洗礼」が激しすぎて勝てないACLとか、自分のクラブの大黒柱が使われもしないのに無能な監督が率いる代表の親善試合に拉致されてコンディション絶不調になったのでヤタガラスの偉い人に抗議できるシステムとか、怪我を理由にオールスターを辞退したいと訴える選手が出てくるとか、挙句の果ては自クラブを強豪に押し上げた監督がヤタガラスの偉い人の都合で強奪されるとか、そういうリアルなの。まあそんなゲームが仮に出ても、(いい意味で)頭の沸いたJリーグ好きしか買わないと思いますけどね。
つまるところ「サカつく」シリーズとは「アブラモビッチ体験シミュレーター」であったということですねw