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『女性と接触する機会を増やし、女性への対応を研究し、

身なりを研究して、トライアンドエラーを繰り返せば、

普通は何とかなります。』という指摘は正直、

あまりいいもんじゃないと思うんですよ。

つまり、そういう手順を踏まないと手に入らない恋愛は、

俺達が恋愛を通して欲しいと思っていたものを何も与えてくれない、

俺達にとって実りのない恋愛なんじゃないの？という問題です。

（中略）

現状の恋愛観は、必ず大量の敗者を生むような構造になってる

（中略）

『女性と…』という指摘は、

この構造を助長するだけなのでよくないのです。

さらに言えば、今世の中にあふれている雰囲気は、

こうした敗者を見ようとしない、関わろうとしない、

理解しようとしないのが特徴です。

「読書感想日記」7月5日コメント欄より

　私の友人には、中日・高代コーチのレプリカを作ったり、上山競馬場が閉鎖するってんで授業ほっぽり出して現地へ向かった奴や、鈴木尚をロートルと言ってけなしたらガチで反論してくる奴や、マリーンズファンな癖に3塁側に座ったからという理由で突如ブルーウェーブの応援歌を高らかに歌い上げる奴など、愉快なのがいます。そして彼らとの出会いは「普通」じゃなかったです。一番目の奴と初めて交わした会話では「柴田善臣」、二番目の奴とは「佐伯」という単語が飛び交いましたから。「普通」の出会い方をして、このような常軌の逸した（？）スポーツへの情熱が理解されるとは到底思えません。