つぶやきば@はてなブログ(跡地)

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海原圭哉『可憐な花は摘まずにはいられない』

表紙買いです。これを表紙買いしたってことで、各方面から色々と白い目で見られて、万一ワカなんとか大先生に目をつけられたらボヘミア出身のアドルフ伍長レベルの大極悪人みたいな感じ糾弾されそうな気がしますけど気にしません。気にしたら負けです。

内容は1話完結のお話が7編。そのうちラストの「方相紙」以外は表紙および表題から連想されるような快楽調教ものでございます。ハードな内容(人間相手や触手、異種もの)が4編と、ややコメディタッチで描かれる2編。そういう方面が好きな人にはいいのかもしれませんね。

表紙の女の子は母親が借金返済するために売られてしまいます。内容はまあ表題の通りといいますかw

五月五日『びゅーびゅーびっち』

エロにおける著者の初単行本とのことですが、単行本化されるのを今か今かと待ち望んでいた作家さんであります。

内容は表題の通りと申しましょうか、徹頭徹尾ロリビッチです。純度100%のロリビッチです。それ以外のキャラクターは出て来ません。大事なことなのでもう一度言いますが、ロリビッチ以外は出て来ません。よく知らないで買って「何だよこれ!」とか憤らないようお願い致します。私ですか?大満足でございますよええw

東山翔『prism(1)』

東山翔先生と言えば『LO』という印象しか持ってない自分にとって、「東山翔が『つぼみ』で連載を持っている」という事実が未だに消化しきれていないところでありますし、件の単行本が発売以来絶賛の嵐でアキバから初版が消えたという事態もまた、全くの想像外・想定外といったところでございました。一体どんな内容なのか是非一度見なければと、先日再販が出たものを購入させて頂いた次第であります。

私は百合漫画ってほとんど造詣がなく、それこそアニメ化された影響で買った「ゆるゆり」くらいしか読んだことがないという体たらくですので、詳細のレビューについては東京サポ兼アニヲタ兼エロマンガ好きの友人の熱いレビューに譲ると致しまして、やはりLOでの作品群があまりに印象が強すぎるが故に、セックス無しのキスシーンだけであそこまでエロい雰囲気を醸し出しながらも、そこまでどぎつくないという絶妙なシーン描写というのは、東山翔先生の「新境地」と言えるのかもしれません(LO以前のことは存じ上げないので、あくまで自分で知っている範疇での話ですが)。

他の百合漫画に手を出すかは分かりませんが、この作品は継続して読んでいきたいと思います。

エレクトさわる『PANDRA―白き欲望 黒の希望― II(通常版)』

買ったのは通常版です。「特装版買えよ!」という声がどこからともなく聞こえてきそうな気がしますが、ドラマCDって買っても何故かろくに聞かないことが多くて、どうせなら通常版出た時に買えばいいやと思い、この時期になりました。

特装版自体は昨年12月の発売ですから、レビューと言われても今更感が強いですねw まあエレさわ先生のお家芸てんこ盛りで大変満足でございます。続き物なので世界観にガッツリはまりたい人は一作目からお読みすることをオススメ致します。

薄い本の「QUEEN'S SLAVE」シリーズの新作が今から楽しみで仕方ない管理人でございます。夏コミに出ますように・・・。

蛹虎次郎『きゃすとあおい』

初めて買う作家さんとなります。

構成は表題になっている「きゃすとあおい」と「姫とボス猿」が4話構成、「憑きうらら」が前編・後編の全10本となっております。「キモメンにセックスで快楽調教されてついには・・・」といった内容の「きゃすとあおい」「姫とボス猿」、「淫乱ビッチな幽霊に取り付かれた美人教師が生徒に慰み者にされて・・・」という「憑きうらら」。どのお話もヒロインがアヘ顔晒しまくりです。

4話構成が2作品に2話構成が1作品なので、バラエティに富んだ話が読みたいという方には向かないかもしれませんが、「アヘ顔好き」「「キモメン相手に快楽堕ち」というシチュエーションが大好物」という方は満足できると思います。

私はNRT要素も入っている「きゃすとあおい」がツボでございました。

茜新社『COMIC LO vol.100』

「存続という名のささやかな勝利は、ただ幾人かの成果などではなく総体としての奇跡であり、それこそが我々の誇りである。ありがとう、戦友。崇高と下賤を併せ持つ正しき人間達よ。」(COMIC LO編集部・100号巻頭より)

色んなブログで紹介されているLO100号記念巻頭広告。「ありがとう、戦友」のキャッチコピーはインパクト抜群ですけど、個人的には左下の文章がグッと来ました。

大げさでもなんでもなく、今の空気として自分以外の他人が「崇高と下賤を併せ持つ」ことを一切許容せず「崇高」であることのみを強要する、というのがあると思うのです。少し前に起きたAmazon騒動の元凶などは、まさに他人の「下賤」を一切認めない、この世に存在することすら許容出来ないという心情から、ああいう暴挙に及んだのだと考えています(商売うんぬんはこの際脇に置きます)。話が大きくなりそうなので強引に畳みますけど、「自分が理解できないものは、犯罪沙汰にならない限りは許容する」という精神が肝要なのではないかと思う次第です。

佐々原憂樹先生がどストライクでございました。

茜新社『GirlsforM』

茜新社の新雑誌と言えば『好色少年 Vol.1』が記憶に新しいところですが、その巻末に新雑誌の告知として『GirlsforM』のことが掲載されておりました。「女の子がち○こに負けないドM向けエロ漫画雑誌」「オチにおいて男の方が立場が上になるような逆転展開はありません」というキャッチーなフレーズも素敵でしたし、掲載陣がこれまた豪華で個人的に「そりむらようじ」「月吉ヒロキ」「五月五日」「ありのひろし」「サテツ」(敬称略)とくればこれはもう俺に「買え!」と言っているに等しいわけででオータムリーフで購入させて頂きました。結論から先に申し上げますが「「逆転なし ドMシミュレーション限定コミック誌」の看板に偽りなし!」。素晴らしい専門コミック誌でございました。CDで言うところの「捨て曲なし」、野球で例えるなら「先発全員安打」、サッカーなら「夢スコア」といったところでしょうか。詳細な内容については「属性持ちはさっさと買いに行きなさい!」ということで是非とも第2弾を期待します。

アンケートに「面白かった作品を3つ」とのことでしたので、「我が家のハウスルール」「コウソク」「少女達の茶道ism」を挙げさせて頂きます。