つぶやきば@はてなブログ(跡地)

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「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」

友人からチケットを譲ってもらったので鑑賞してきました。それにしても正式タイトルが長いですねwこれ以降は映画に関するネタバレを中心にして書きますが、「映画は原作に忠実でなければならない」と考えている方は参考にして下さい。そこまでこだわりのない方や原作未読、ストーリーをあまり把握してないという方は見ないほうがいいでしょう。この条件に該当する方に対しては「ぶっちゃけ柴咲コウいらなくね?」という感想を述べておくに留めますw あと隣の女性が泣いてました。

この映画を見て一番泣きをみるのは「北斗の拳で好きなキャラは雲のジュウザ」という方です。「南斗の将の正体をラオウがどうやって知るか」という点が原作と変わっていて、そこにジュウザは出てきません(飛行能力を持った小悪党の副官が南斗の城に斥候、そこで仮面を脱いだ「将」を目撃する、というもの)。そもそも南斗五車星に関して原作に忠実な描写だったと言えるのは噛ませ犬だった炎のシュレンのみという有様ですw(ちなみにシュレンの声は勇者王がやっております)。2作目に登場しているかもしれないので断定はできませんが、風のヒューイは出てきませんでした。フドウに関しても後半は忠実ですが、登場の時点でケンシロウに自身の素性を明かしてしまいます。
声優に関してですが、気にする方が圧倒的少数派なんだと思いつつも「ユリアはもうちょっと何とかならんかったのか」と感じました。石田ゆり子氏には何の恨みもありませんけれど…。宇梶ラオウに関しては慣れました。阿部寛のケンシロウに関しては「パーフェクトだウォルター」と最大級の賛辞を送っておきますw

点数は難しいですね。「原作にこだわりがない」「今の技術で北斗の拳をリメイクしたらどんな風に仕上がるか多少興味がある」「阿部寛の大ファン」のうち2つ以上あてはまる方の気持ちで1800円中1300円〜1800円前後くらいでしょうか。