「階級が一つ違う」ことの重大さが分かっていない見出し

• 興毅の復帰戦相手は世界2位の強豪

「ライトフライ級」という点に注目。ある階級で無類の強さを発揮していたボクサーが、一つ上のクラスに上がるとただの強豪になってしまう、なんてことはよくある話です。「○階級制覇」が偉業として称えられるのはそういった理由からです。個人的にはワンディ・シンワンチャーが相手だったら長男の強さを測るのに相応しいと感じていたのですがね。まあこの試合よりも、内藤と坂田の防衛戦、ファン・マヌエル・マルケスvsマニー･パッキャオの大一番の方が興奮するのは必至ですがね。
ちなみに時事の見出しは「世界ボクシング協会（WBA）ライトフライ級13位」となっております。この違いは、日本では非公認のボクシング機構であるWBOのランキングで「2位」とされているためです。