つぶやきば@はてなブログ(跡地)

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『うみねこのなく頃に "Turn of the golden witch" 』

帰省前日に始めたのが運の尽き、徹夜で出発直前までプレイして読了した次第です。以下はネタバレありますので、未読の方はスキップ推奨します。

何となく感じたのは、「魔女」の存在を信じるか否かで後の世界の有り様が全く異なってくるんじゃないかという点。すなわち「魔女伝説(と黄金の在り処が示されていると言う碑文の存在)」が、『ひぐらし』のルールZに該当するものではないかと。要するに、信じるものにとっては「魔女は“い”る」し、「黄金は“あ”る」し、「家具」達の超能力についてもアリになる、と。
戦人にとってのベストエンディングは「魔女の存在を誰一人信じない世界」なのですが、そうなると必要になるのは「金蔵がオカルトに走らない(もしくは金蔵のオカルト趣味を誰一人真に受けない)」「家具が家具ではなく、人間として成長する」「金蔵の息子・娘達が、金蔵の遺産を必要としない状況」「楼座と真里亞の仲がいい」といった条件が必要となるのですが、これらの全てが揃った世界を望むのは無理でしょう。そうなると、劇中でどの状況が改善できるかにかかっているわけです。
まあ現在の材料で物語の仕組みを言い当てることは、私にとっては不可能ですので、もう少し戦人に粘っていただきたいと思います。再来年の冬くらいまでw
【追記】
そういえば今作中に「途中で魔女を信じなくなる行為は、一矢は報いられるけど致命傷には至らない」なんて感じの描写があった気がするので、やっぱり「初っ端から魔女を信じない世界」がベストになるんだろうな、と。キーパーソンは金蔵でしょうか。