成島ゴドー『オチルオンナ』
Mujin・山田さんの呟きでその存在を知った本作品。表紙とタイトルと帯を見て即決でございましたw
表題等からバリバリのNTR展開なのかなぁと思っておりましたが、内容としてはテンプレ的なNTRに終始するわけではなく「彼女を上司に寝取られた主人公が、上司の妻をNTR仕返す」とか、「兄嫁をNTRしたら、兄嫁のことが好きすぎる妹に目をつけられてさあ大変!」とか、設定こそひと捻り・ふた捻りしておりますがエロ描写についてはド直球。豊満ボディな女性達が快楽によって堕とされる姿は最高でございました。看板に偽りなしでございます。
今回初めて買った作家さんでしたが大満足でございました。山田さんありがとうございました!w
赤月みゅうと『奴隷兎とアンソニー』
昨年読んだエロマンガの中で一番度肝を抜かれたのが赤月みゅうと先生『少女×少女×少女』でした。あれから約1年ぶりの新刊。5月位に新刊が出ると聞いて今か今かと待ちわびておりましたが、先週末無事に購入できた次第でございます。
主人公の通う学校に転校してきた不思議系少女・シャーロットと兎のマスコット・アンソニー。「Hな欲望は私が全部叶えてあげる」というシャーロットは不思議な道具を使っては主人公と色んなエロいことをするのですが、まあ出てくる女性キャラクターのエロい事エロいこと。待ちわびた甲斐があったというものでございます。お気に入りは最初の「服が透けて見える眼鏡」の回と、シャーロットに媚薬飲まされてオナニー始める委員長のシーンですかね。こんなシミュレーションよく考えつくなぁと。大満足でございました。
とにかく皆買えよ!エロ漫画好きと自認してる人間は早く買えよ!と全力プッシュでございます。
オザケン『姫物語』
Mujinの山田さんから「凄い良くなってる」とリプライを貰ってずーっと気になっていたオザケン先生の新刊、初めて買う作家さんではありましたが、大満足でございます。
内容としては「鏡の中から江戸時代のお姫様・沙代がタイムスリップしてきた!」(帯より引用)という「大名のKomachi Angel」(全4話+番外編)、お嬢様と使用人の身分を越えた恋模様を描いた「男と女のラブドール」(全2話)の全7話。1話あたりのページ数が多いのでボリューム感は話数以上のものを感じることができます。どちらの作品も純愛ものでNTRとかありませんから、そういうの嫌いな人は安心してご購入下さいませw
感想と致しましては「沙代さん可愛い!あとエロい!おっぱいおっぱい!」みたいな感じでしょうかw タイムスリップものというと「出会いと別れ」みたいなところで割と悲しい話になりがちですけど、この作品では現代と江戸時代を自由に行き来できる形になるのが斬新だなぁと思いました。それと3話目に出てくる蘭という女性がこれまたエロいというか妖艶というか、実用性という点ではこの話が一番かなぁとw
表紙見てピーンと来た方は、その直感を信じて買いましょう。
2012年上半期の私的傑作選
上半期で48冊のエロ漫画単行本・エロマンガ雑誌を購読してきたので、印象に残った作品をいくつか挙げていきたいと思います。
【田中あじ『アンスイート 寝取られ堕ちた女たち』】
非常に偏りがありますが、ご愛嬌ということで。
6月に読んだエロマンガ
6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:197ページ
ナイス数:0ナイス
ガーデンI (TENMA COMICS) (TENMAコミックス)
早く続きが読みたいです。
読了日:06月28日 著者:緑のルーペ
はじめての! (TENMAコミックス LO)
読了日:06月28日 著者:みさお
NTR少女 (セラフィンコミックス)
読了日:06月16日 著者:流一本
狂イク実習 (二次元ドリームコミックス 280)
読了日:06月12日 著者:ウメ吉
JKマダム (MUJIN COMICS)
読了日:06月11日 著者:TYPE90
恋人はとなりのお姉さん【発情期】 (MUJIN COMICS)
読了日:06月07日 著者:じゃみんぐ
性的時間 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
読了日:06月03日 著者:狼亮輔
ヘンカノ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
読了日:06月03日 著者:ReDrop
初めて単行本を買った作家さんは狼亮輔先生、みさお。先生、緑のルーペ先生でした。この中で一番衝撃的だったのは「ガーデン」でした。上半期で45冊前後程度しか読んでませんが、トップ5記事でもまとめてみますかね。
緑のルーペ『ガーデンⅠ』
「これはすごい」というタグを付けたくなる作品です。
エロマンガにおいて、登場人物全員が色んな意味でどん詰まっていて、「救い」を求めるが故にドツボにはまっていって更にどん詰まっていくという、救いのない物語を描けている点で衝撃を受けましたし、抜きツールとしても素晴らしいというw 最終話が途中でカラーになるのですが、あそこが色んな意味で破壊力抜群です。この作品のテーマは「禁忌」「他者からの承認(手段はセックス)」「救済」といったところなのでしょうが、物語をどう「着地」させるのか、今から結末が楽しみでもあり怖くもあります。個人的にNTRスキーではあるのですが、この作品は安易にカテゴリー分けできない作品と捉えております。
『イマコシステム』は未読なのでこれから買いに行きます。