つぶやきば@はてなブログ(跡地)

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478時間経過

非モテを語るからには、自分の恋愛遍歴も公開しないとアンフェアではないか、と思ったので公開します。


高校時代

とある女生徒を好きになり、それをクラスの男子に知られるところとなり、何かとその件でからかわれるようになる。今考えてみれば私は「変人」というレッテルを貼られていた上に「協力してやる」などと言っておきながら一つの助言も貰えなかったので、おそらく「変人が可愛い女の子に恋をしたので協力してやる振りをして皆でネタにしてやるでござる、の巻」という感じだったのだろう。卒業式にお願いして、ツーショットで写真を撮ってもらって終了。その後は会ってない。

大学一年

同じ学年の女性を好きになり、1年目の後期あたりからコミュニケーションを取って仲良くなっていこうと思い立ったまではいいが、それを実行しようとしたその日、既に恋人がいたことが発覚して終了。ちなみに本家は2001年9月から更新を開始し、11月3日に一度閉鎖しているが、その原因はこの件によるものである。

大学二年

とある後輩が気になっていて、それをとある人に言った日から自己暗示にかかったようでどんどん気になるようになる。前回の経験から「情報収集能力の欠如」「協力者の欠如」「初動が遅い」という教訓を得た私は、後輩に協力を仰いで色々と情報を仕入れてもらい、相談にも乗ってもらう。自分なりにコミュニケーションを取るように努めるも、進展はほとんどなし。そうこうしているうちに彼女が誰かと付き合うようになったことを知り、その相手はなんと相談に乗ってもらっていた後輩。何をする気も起きず、バイト先でミスをして客からこっぴどく怒鳴られる。

大学四年

彼氏のいる女性の愚痴を聞いていて彼氏と上手く行っていないことを匂わす発言がよく聞かれるようになり、丁度ネット上で「電車男」が盛り上がりに当てられたこともあり、「その女性とお付き合いできないものだろうか」という、秘めた思いが表面化。知り合いに相談するには前回のこともあって躊躇われたので「2ちゃんねるで恋愛相談」という、今考えたら黒歴史にしたくてしょうがない行動に出る。途中まではいい感じだったような気がしないでもないが、夏ごろによりを戻したらしく、ラブラブな光景を何度も何度も見せ付けれて終了。後に「メンテナンスフリー」という言葉を知るようになり、何かが色々腑に落ちる

現在

自分のコンプレックスが解消のために誰かを好きなるなんて本末転倒である、との考えと『電波男』の「護身」という概念(二次元への飛翔を必ずしも意味しない)、経験則等を総合した結果、私という人間は恋愛というフィールドにおいて「自ら動かなければ特定の女性と恋愛関係に結ばれる可能性はゼロであり、仮に動いたとしてもその可能性がゼロから0.000000……3に変化する程度の存在」であると分析。ハイリスク・ノーリターンな銘柄に投資をすることほど時間と金の無駄はことはないので、とりあえず沢山本を読んで映画を観て音楽を聴いてスポーツを観戦することに時間を割こうと思い立つ。昨年末から読書量が増えたのはそういう理由もある。

救いだったのは、それぞれ付き合った男性というのが揃いも揃ってイケメンで人格者だった、という点でしょうか。であるからこそ「俺がモテないのは社会が悪い」とは微塵も思いません。社会は正しいのです。卑屈で誇れるものを何一つ持っていない私と、夢に向かって自らを高めることができる前向きな人格者を天秤にかけたとき、後者が選ばれる程度には。ブサイクとイケメンを秤にかけたときにイケメンに傾く程度には。