読んだもの
素晴らしい「学園フェアリーテイル」でございました。
獏先生が嘉納流柔術について書くのだから面白くないわけがありません。序章を20ページ位読んだ辺りから、一気に引き込まれました。二巻以降も楽しみです。
この本で批判された識者が、ぐうの音も出ない程筆者をへこませたいと思うならば、それぞれのアナロジーを支える科学的根拠を提示すればいいだけなんですが、絶対にそういうことにはならんのでしょうね。むしろ「○○論壇における理解できない若者」の一例とし…
共著であり前作の『南海ホークスがあった頃』はパ・リーグの歴史について多くの記述がありましたが、こちらはホークスに焦点を絞った内容。詳しくはblogで書きますが、読み終わると復刻ユニフォームイベントとは言え「王貞治が南海のユニフォームに袖を通し…
安倍内閣に期待していた方々に読ませたら「どうしてこんな奴らに俺は期待していたんだ」と後悔すること請け合いの一冊。是非とも『官邸崩壊第二章』の執筆を・・・。
『ジャーナリズム崩壊』を読んで、過去の著作に当たってみたくなりアマゾンで購入。記事の検証ならばメディア専攻の学生でもやれるわけですがそれを自分の書いたの記事で、しかも頓珍漢なことを書いた分も含めて検証するという、ユニークな内容。あの五年半…
手っ取り早く「大メディアの何が問題か」を掴むには最適の一冊。
久々に「伊坂幸太郎作品を読んだ」という気にさせられました。未読の方はビートルズの「アビイ・ロード」を事前に聞いておくといいかもしれませんね。9点。
「ミステリー」というよりも、「日航機が墜落した群馬県下の地方新聞記者たちにスポットを当てた、実話を元にしたフィクション大作」なんて感じに読んでました。数年前、新聞社の面接を受けた友人から「この本を読んだことがあるかどうかを問われた」という…
ライダー&ウェイバーが熱いです。 「大ヒット作品のスピンオフ企画」は、製作者が原典を愛していればいるほどその作業は苦しいものになる一方、完成した際は原典に負けずとも劣らない作品となるのではないでしょうか。この作品や昨年末に読んだ乙一版ジョジ…
「作者が萌え狂いながら夏木と冬原のことを書いている姿」がありありと浮かんできましたw まあそれはともかく、怪獣エンターテイメントとしては文句ないのではないでしょうか。2時間半くらいで劇場版アニメにすればいい感じです。
追悼 ラインハルト・フォン・ローエングラム
少し前に読んだもの。Wikipediaで「あさま山荘」や「山岳ベース事件」といったページと平行して読むと面白さが増します。『実録・連合赤軍』とか見に行ってしまいそうな勢いです。
追悼 オスカー・フォン・ロイエンタール
追悼 ヤン・ウェンリー ニコニコでアニメの方もアップされているので1日2話〜3話ずつ視聴しているのですが、終わりが見えません。のんびりしていると削除されてしまうわけですから急いで視聴したいところなのですが…。
追悼アレクサンドル・ビュコック。
岩田正美『現代の貧困』 手嶋龍一『たそがれゆく日米同盟 -ニッポンFSXを撃て-』 山本浩『メキシコの青い空 実況席のサッカー20年』 小田島隆『1984年のビーンボール』 桜庭一樹『GOSICK』 田中誠『実録!関東昭和軍』3巻 日本橋ヨヲコ『少女ファイト』3巻 藤…
私が仲良くできる女性というのは、きっとこのクラブに所属している「青年」達のようなメンタリティーを持った女性なんじゃないかなぁと思ったり思わなかったりします。90点。
『ウルトラ・ダラー』がベストセラーになったことで絶版となっていた『一九九一年 日本の敗北』が新装版として刊行。友人から「お前は絶対に読め!」と言われたので何の気なしに買ったのですが、これが面白い面白い。圧倒的な取材力と文章力、ノンフィクショ…
惚れた腫れたが物語のベースにはなっていますが、この作者が描きたいのは「友愛」なんじゃないかなぁ、と五巻を読んで思いました(もしくは性愛と友愛の境界線を明確にしないことで生まれる関係性、とでも言いましょうか)。惜しむらくは2時間もあれば読み終…
数年前、友人宅にて酔っ払った状態で読んだ『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』に衝撃を受けて以来の桜庭作品。あの時も「こりゃ凄い」と感じたものですが、よもやここまで大きな話を展開できる作家だとは思いもしませんでした。98点。
すげぇいい所で2ヶ月寸止めです。これを「シューマッハ止め」と名づけましょうかw 内容としては「無能な者が権力を握るとロクなことがない」って感じでしょうか。
とりえあず私は「こなた×かがみ」派、ということで。あと、アニメ会代表が俺の嫁を「俺の嫁」などと横恋慕も甚だしい妄想をワールドワイドウェッブの場で垂れ流したことは非常に遺憾であり、今後一切このような行為は止めにして頂きたいと強く主張するもので…
山本弘は頭がおかしいと思いました(ほめ言葉です)。
追悼ジークフリード・キルヒアイス。
友人が1巻を貸してくれたんですが、集めたほうがいいと判断して自分の物を買いました。初版は1982年ということで今から20年以上も前に発売されたわけですが、今読んでも古さを感じません。まあヤンの飄々とした台詞回しには時代を感じさせる箇所もあるにはあ…
冗長ではありませんが長い長いw 世界観に引き込まれない人がこの本を読むのは苦行以外の何物でもないでしょう。個人的には、『Fate』と『DDD』(『月姫』も?)はかなり洗練された形で世に出ていることを実感しました。まあ文字情報だけの小説と、文字情報に…
キャラクター喋り過ぎですw まあそれはともかく、あのボリュームを以ってしてもまだ物語の半分しか到達していない、という事実に筆者の凄さを改めて感じます。劇場版が7部作というのも頷けます。そりゃあ「オタから毟れるだけ毟ってやれ!」という意図を感じ…
感想が非常に書きづらいですね。猫しかいない世界を書いた小説なのに内容はSF。どう感想を書けというのでしょうかw ただ、かなり面白かったのは事実です。『イリヤの空、UFOの夏』まで読むかは未定。貸してくれるなら読みます。
よくぞここまで書いたものだと驚きを禁じえません。マンセーでもなければ批判ありきでもない、かと言って事実を羅列しているだけの本でもありません。「人間・野中広務」に迫るため、相当な取材をこなしてきたのがビシビシと伝わってきます。こういう作品を…